今流行りの「氷こんにゃく」は、ダイエットの効果が期待できる人気の食材。
氷こんにゃくはアク抜きをして冷凍・解凍するだけで簡単に作れるところも魅力。
では、なぜ氷こんにゃくはダイエットに効果があるのでしょうか?
こんにゃくの主な栄養、グルコマンナンとカルシウムに秘密があります。
グルコマンナン
グルコマンナンとは、こんにゃくの主成分である食物繊維の一種。
食品に含まれる水を吸って、胃の中で何十倍にも膨れる性質があるため、満腹感があり、食欲を抑える働きがあります。
また、グルコマンナンは腸内細菌で分解されるとオリゴ糖ができ、オリゴ糖がビフィズス菌のエサになって腸内環境を整えてくれます。
さらに、体内での消化が遅いので、増えたまま腸に行き、腸を刺激して、腸内の有害物質を排出してくれます。
それによって、便通を改善する効果もあるのです。
ダイエットの大敵は、なんと言っても「便秘」。
便秘が改善されればスルッと痩せることも夢ではありません。
カルシウム
こんにゃくは栄養がないと思われがちですが、日本人の食生活で不足しがちなカルシウムを豊富に含んでいます。
しかも、こんにゃくのカルシウムはアルカリ性で酸にとけやすい性質を持っているので、胃の中で容易にとけて吸収されます。
また、カルシウムが豊富なことから骨粗しょう症予防にも効果があるとされています。
以上のことから、こんにゃくは、満腹感があるので食欲が抑えられ、便秘の改善を促してくれるため、ダイエットに効果があるダイエットの強い味方なのです。
普通のこんにゃくでも十分ダイエット効果はありますが、食べてもどこか物足りない感がありますよね。
氷こんにゃくにすると、シコシコと噛みごたえがあって、噛む時間が必然的に長くなり満腹中枢を刺激してくれます。
また、お肉のように変身するので、レシピのレパートリーもグンと広がり、毎日の食事に取り入れても飽きることなく食べ続けることができます。
今、氷こんにゃくをお肉の代用として使うレシピが人気なのも納得。
つまり、普通のこんにゃくと比べて、氷こんにゃくの方が、心の体の両方の満足感を得られやすいので、よりダイエット向きの食材と言えるのです。
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