2015年12月10日のフジテレビ バイキングは、太らない腸の作り方。
腸内環境によって太りやすくも痩せやすくもなるとのこと。
教えてくれるのは大竹真一郎先生。
腸内には、善玉菌と悪玉菌が存在し、善玉菌には人が分解できない食物繊維を消化させ、体に必要な栄養素を作る働きがあり、悪玉菌には悪い病原体を退治してくれる働きがあります。
善玉菌が減り、悪玉菌が増えて腸内のバランスが崩れると、善玉菌の働きが抑えられてしまいうことに。
つまり、栄養を「エネルギー」に変える効率が悪くなるので、内臓脂肪が増えてしまうのです。
食欲のコントロールがうまく働かなくなり、必要以上に食べてしまう結果、太ってしまうので、腸内環境を良くすると痩せやすい体になるというワケ。
太る腸内環境になる原因は3つ。
年齢・・・同じ生活をしていても中年以降は悪玉菌が増えやすい
ストレス・・・ストレスで悪玉菌が増えることが研究で判明
食生活・・・食生活次第で善玉菌を増やしたり、悪玉菌を減らしたりすることができる
腸内から痩せやすい体になるポイント
腸内ダイエットに良いのは、ヨーグルト+ドライフルーツ。
ドライフルーツは食物繊維が豊富で、食物繊維には善玉菌の働きを活性化させる働きがあります。
ただし、生の方が食物繊維が多いフルーツが「イチゴ」。
また、食物繊維のバランスが大事。
水溶性食物繊維(水に溶けやすい):不溶性食物繊維(水に溶けにくい)=1:2
痩せやすい体を作るのに、一番いいきのこは「しめじ」。
しめじにはビタミンDが多く含まれ、善玉菌を増やす効果があります。
知っておきたい腸知識
●断食は腸内環境に悪影響
食事を全く摂らないと腸内の壁が薄くなり、腸内の悪い細菌や毒素が他の臓器へ移ってしまう可能性があります。
また、食物繊維が摂取できないので、善玉菌の働きが抑えられ太りやすい体になってしまいます。
プチ断食はOKですが、1週間ほどの長い断食はオススメできません。
●発酵食品「チーズ」は種類によって効果が違う
プロセスチーズよりナチュラルチーズがオススメ。
プロセスチーズは発酵が進んでいないため、腸に良い菌が少ないのに対し、
カマンベールチーズ、モッツァレラチーズ、チェダーチーズ、ブルーチーズなどのナチュラルチーズは、乳酸菌など腸に良い菌が生きています。
●悪玉菌の働きを高め、太る腸内になる食品
赤い肉。
牛肉、豚肉、羊肉などの赤い肉は、悪玉菌のエサとなる食品です。
●太りやすい腸内環境になる理由
間食の多さ。
食事回数が多い場合と少ない場合、同じカロリーの食事でも食事回数が多いと腸内環境が悪化します。
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