2015年7月21日の林修の今でしょ講座は、医師が教えるダイエット法。
常識を覆すダイエットの新説とは?
教えてくれるのは、循環器が専門で内臓脂肪にも詳しい名医、池谷医院
院長の池谷敏郎先生。
今までの常識は、「炭水化物抜き&糖質制限はダイエットに良い」でしたが、
ダイエットの新説では、「安易な糖質制限ダイエットは、大病を患った時に
生還率が低くなる可能性がある」。
新型肥満「サルコペニア肥満」
炭水化物抜き&糖質制限は、正しいやり方でやれば非常に有効ですが、
やり方を間違っている人が多いとのこと。
間違えた方法でやると、ダイエットに成功したように見えても、肝心の
脂肪がほとんど落ちていないそうなんです。
正しい糖質制限は、炭水化物(糖質)を食べない分、制限したカロリー分の
タンパク質や油(脂質)などで必要なエネルギーを補うこと。
間違った糖質制限は、糖質抜きで不足したエネルギーを他のもので補わないこと。
この間違った糖質制限は、痩せるどころか、ある新型肥満になっている可能性が
あります。
その新型肥満とは・・・サルコペニア肥満。
間違った糖質制限をすると、足りなくなったエネルギーを補うために、
筋肉が燃えて小さくなっていきます。
見た目は痩せても、筋肉量が減り、内臓脂肪は増えるという「サルコペニア肥満」
になるというワケなのです。
では、なぜサルコペニア肥満になると、大きな病気になった時に生還率
が下がるのでしょうか?
人間の筋肉は、体が危機的な状態になった時に、免疫力を上げる緊急設備の
ような役割を持っています。
体が危なくなった時、筋肉を壊してできたアミノ酸がリンパ球を刺激して、
免疫力を高めてくれるのです。
つまり、筋肉がないということは、いざという時に、闘病できず命を失う
可能性があるというワケなのです。
サルコペニア肥満の可能性チェック法
・靴下を片足立ちで履くことができるか?
サルコペニア肥満の可能性がある人は、靴下を片足立ちで履けません。
・両手でバランスをとって片足立ちして、
30秒間グラつかなければOK!
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